いっぱいになったメールボックスの中身を見る。
未開封メッセージが何千件もある受信トレイは、多すぎて目を通しきれません。だから誰も手を付けず、増え続けます。統計は、メッセージのリストに加えてメールボックスに用意された、もう1つの表示です。メールを3種類に分け、種類ごとに差出人を多い順に表示します。どれだけ開封したかもわかります。差出人のメッセージは、1回の操作で、いつものリストとして開けます。

3種類のメール。どれも推測ではありません。
統計が、何が重要かを判断するためにメールを読むことはありません。メールボックスは、事実としてわかっている2つのことで分けられます。“メールを送った相手”は、自分でメールを送ったことのあるアドレスです。“ニュースレターとリスト”は、メッセージ自身のヘッダにそう書かれているメッセージです。ここでいうヘッダは、メール配信ソフトウェアがメーリングリスト用や配信停止用に追加する行です。“その他すべて”は残りのメールです。領収書、お知らせ、一度も返信したことのない差出人からのメールがここに入ります。
種類ごとに、メッセージの件数と、そのうち開封した件数が表示されます。その上の行には、メールボックス全体のメッセージ数、未開封数、サイズが表示されます。
- “メールを送った相手”: 1人につき1行
- “ニュースレターとリスト”: 誰が送ったかにかかわらず、メッセージ自身のヘッダの内容で判断
- “その他すべて”: ショップ、お知らせ、知らない相手
- 同じ差出人が2つの種類に入ることもあります: メールを送った相手が、メーリングリストにも投稿している場合です
多い順に。
種類を選ぶと、その差出人が多い順に表示されます。メッセージ数、未開封数、サイズのいずれかで並べ替えられます。各行には、差出人の数値とバー、開封したメッセージの件数、最初のメッセージが届いた年が表示されます。“開封済み3 / 23件”と表示された行は、その差出人に自分で下してきた評価です。メッセージを1件開かずにおくたびに、積み重なったものです。
- メールの山には“メッセージ”、アイコンの数字には“未開封”、割り当て容量の上限に近いメールボックスには“サイズ”で並べ替えます
- 複数のアドレスから送ってくる会社は、1つの差出人としてまとめられ、ドメイン名で表示されます
- メーリングリストは、投稿する人が何人いても1つの差出人です
- gmail.comのようなメールプロバイダのアドレスは、それぞれ別の差出人のままです
- リストの横に、選択した差出人がこのメールボックスで占める割合、未開封と開封済みのメール、メールサーバ上のサイズ、最初のメッセージの日付を表示
数百の中から、1つの差出人を。
差出人が20を超える種類では、差出人の上にフィールドが表示され、入力に合わせてリストが絞り込まれます。名前、アドレス、ドメイン、メーリングリストのIDが検索され、大文字/小文字やアクセント記号の違いは区別されません。見つかった部分は強調表示されます。
- 複数の単語を入力すると、それぞれがどこにあっても一致します: “rene muller”でRené Müllerが見つかります
- アドレスで見つかった差出人には、名前の下にそのアドレスが表示され、一致した単語が強調表示されます
- 種類の数値はそのままです: フィールドが絞り込むのはリストで、件数ではありません
- 入力した内容は、差出人のメッセージを見ている間も保持され、戻ったときにもそのまま残っています

その先は、いつものリスト。
統計は見せるだけで、操作はリストで行います。“メッセージを表示”で、種類または差出人のメールをいつものメッセージリストとして開きます。表示されるのは、その行で数えられたメッセージそのものです。リストの上の行から、離れたときのままの統計に戻れます。リストでは、普段使っているコマンドでメッセージを読んだり、アーカイブしたり、移動したり、削除したりできます。iPhoneとiPadでは、差出人をタップするとすぐにそのメッセージが開きます。
- 新しい順に並び、リスト自体のフィルタで未開封、フラグ付き、添付ファイル付きに絞り込めます
- Macでは、“すべてを選択”とあと1回のクリックで、まだ読み込まれていないものも含めて、大きなグループのすべてのメッセージを選択できます
- “削除”は、実行する前に件数を示して確認します
- 統計そのものがメールに何かをすることはありません: 間違って押してしまうようなボタンはありません

リストの上の切り替え。
メールボックスには、メッセージと統計の2つの表示があり、リストの上の切り替えで行き来できます。Macでは“表示”メニューにもあり、⌘1で“メッセージ”、⌘2で“統計”に切り替わります。サイドバーでほかのメールボックスを選ぶと、今度はそのメールボックスのメールが集計されます。
- フォルダ、アカウントの受信トレイ、またはすべてのアカウントをまとめた“全受信”
- “送信済み”、“下書き”、“フラグ付き”、スマートフォルダには統計はありません
- 数値はメールに合わせて変わります: 見ている間に届いたメールも、数秒以内に集計されます
- Macではキーボードでも操作できます: 矢印キーで種類と差出人の間を移動、Returnキーでメッセージを表示、Escキーで統計を離れます
iPhoneとiPadで。
iPhoneでは、Macの3つの列が1つのリストになります。メールボックス全体の合計、3つの種類、その下に、選択した種類の差出人が多い順に並びます。差出人をタップするとそのメッセージが開き、その上の行から統計に戻れます。iPadでは、同じリストが中央の列に表示され、その横に、選択した種類の数値が表示されます。
- 切り替えは、iPhoneでは画面上部のバーの下の行に、iPadではリストの一番上にあります
- “メッセージを表示”で、種類全体を開きます
- 差出人が20を超える種類を絞り込むフィールドは、リストの1行として表示されます
- ほかのメールボックスを選ぶと、今度はそのメールボックスのメールが集計されます


統計がしないこと。
統計は、大きくなりすぎたメールボックスに取りかかるための入り口であり、掃除ツールではありません。種類を丸ごと空にするボタンはなく、配信停止も一切行いません。削除したニュースレターは、また届きます。
- アプリ内からの配信停止には、まだ対応していません
- 大きなグループのすべてのメッセージを一度に選択できるのは、今のところMacだけです
- 1.7.0を使い始める前に届き、本文がデバイスに保持されていないメールは、ニュースレターとして認識されません: 残りの2つの種類のどちらかに数えられます
- 2つのドメインから送ってくる会社は、2つの差出人になります
知っておきたいこと。
デバイス上で集計
数値はすべて、Postfachがお使いのMac、iPhone、iPadにすでに保存しているメールを数えたものです。分類のためにどこかへ何かが送信されることはなく、メールボックスを読ませるために外部のサービスへ渡すこともありません。
見せるのは統計、決めるのは自分
表示するだけでは何も変更されません。メッセージが移動されることも、削除されることも、開封済みになることもありません。統計は何が重要かを評価せず、削除するものを提案することもありません。
初日から
新しいアカウントのメールは、各フォルダのメッセージのリストが届くとすぐに、メッセージそのものをダウンロードする前に集計されます。統計に必要な情報は、すべてそのリストと一緒に届くためです。