ショートカット、スクリプト、ほかのアプリ向け

リンク1つで、Postfachに新規メッセージが開きます。

Postfachには、postfach://という独自のリンクがあります。このリンクを使うと、iPhone、iPad、Macのショートカット、スクリプト、Webページ、自作のアプリから、Postfachを開いたり、宛先、件名、本文が入力された新規メッセージを作成したりできます。メッセージは開いたまま待っています。リンクで何かが送信されることはありません。

Postfach 1.7.3以降、Mac、iPhone、iPadで使えます。

新規メッセージに含められるもの。

フィールドはmailto:リンクと同じで、読み取り方も同じです。値はそれぞれパーセントエンコードして書きます: スペースは%20、改行は%0A、テキスト中の&は%26です。+は+のまま扱われます。

メッセージの差出人は、“新規メッセージ”と同じく、開いているメールボックスのアカウントになります。送信する前に、“差出人”で別のアカウントを選ぶこともできます。

  • to、cc、bcc: アドレスを1つ、またはカンマで区切って複数。名前を付けることもできます: Anna%20Keller%20%3Canna@example.org%3E
  • subject: 1行
  • body: 本文(改行を含む)
  • 受信者は100人まで、件名は1,000文字まで、本文は100,000文字まで。差出人や添付ファイルなど、リンクで指定したそれ以外のものは除外されます

使用例。

同じリンクが、iPhone、iPad、Macで使えます。

いつも同じ相手にメールを書くショートカット

“ショートカット”アプリで“URLを開く”アクションを追加し、次のようなリンクを指定します。そのショートカットをホーム画面に置けば、チーム宛てのメッセージがタップ1回で開きます。

postfach://compose?to=team@example.org&subject=Weekly%20report

共有したものをPostfachへ

共有シートからテキストを受け取るショートカット: テキストを“URLエンコード”し、“テキスト”アクションでリンクに入れて、そのリンクを“URLを開く”に渡します。これで、どのアプリでも“共有”を選ぶと、共有したテキストが入ったメッセージがPostfachで開きます。

postfach://compose?subject=Shared&body=[URLエンコード済みのテキスト]

mailto:リンクをPostfachで

iPhoneとiPadでは、mailto:リンクは“設定”で選んだメールアプリで開きます。“テキストを置き換え”を使ったショートカットで、これをPostfachのリンクに変えられます: mailto:を検索してpostfach://compose/に置き換え、“URLを開く”に渡します。Macではこの手順は必要ありません: “メール”アプリで“メール”>“設定”>“一般”を選択し、“デフォルトメールソフト”でPostfachを選びます。

mailto:anna@example.org?subject=Hello
postfach://compose/anna@example.org?subject=Hello

Macのターミナルやスクリプトから

openコマンドでリンクをPostfachに渡せます。AppleScriptのopen locationでも同じです。ビルドやテストを行うスクリプトで、メッセージを用意しておき、あとで目を通すこともできます。

open "postfach://compose?to=team@example.org&subject=Build%20finished&body=All%20tests%20passed."

osascript -e 'open location "postfach://compose?subject=Hello"'

自作のアプリから

値はすべて自分でエンコードし、そのまま残すのは英字と数字だけにします。URLComponentsは値の中の&をそのまま残すため、そこでフィールドが終わってしまいます。Postfachがインストールされているかを先に確認するには、アプリのInfo.plistでLSApplicationQueriesSchemesにpostfachを追加し、canOpenURLを呼び出します。

func encoded(_ text: String) -> String {
    text.addingPercentEncoding(withAllowedCharacters: .alphanumerics) ?? ""
}

let link = "postfach://compose"
    + "?to=\(encoded("anna@example.org"))"
    + "&subject=\(encoded("Build 185"))"
    + "&body=\(encoded("It's on TestFlight & ready."))"

if let url = URL(string: link) {
    UIApplication.shared.open(url)    // NSWorkspace.shared.open(url)(Macの場合)
}

Webページで

ページ上のリンクは、Postfachを使っている読者にはPostfachを開きます。それ以外の人には何も起きないため、一般に公開するページでは、mailto:リンクのほうが適しています。

<a href="postfach://compose?to=support@example.org">Postfachで書く</a>

リンクにできないこと。

リンクは誰でも、どのページにも、どのアプリにも書けます。そのため、リンクにできるのはメッセージへの入力だけです。メッセージは目の前に表示され、どうするかは自分で決められます。

  • 何も送信しません: “送信”は自分で押します
  • ファイルを添付することも、送信に使うアカウントを選ぶこともありません
  • メールを読み取ることも、検索することも、開くこともありません
  • リンクを開いたアプリに、応答を返すことはありません
  • 送信できるアカウントがない場合は、Postfachを開くだけです
  • iPhoneとiPadでPostfachをデフォルトのメールアプリにするものではありません。mailto:リンクは引き続き、“設定”で選んだアプリで開きます
  • iPhoneとiPadでは、リンクをPostfachに渡す前に、Postfachを開くかどうかを確認されることがあります

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