迷惑メールは、静かなまま。
迷惑メールの大半は、メールサーバがすでに振り分けています。Postfachはその判断に従い、迷惑メールを通知することはありません。それでもすり抜けてくるメールには、独自のルールを加えます。件名に絵文字があるメール、やり取りのある相手が誰も使わない文字で書かれたメール、そして“迷惑メール”内のメッセージから、その中でも特に珍しい単語を使って自分で作るルールです。信頼済みの差出人のメールは、どのルールの対象にもなりません。

サーバのフィルタが最優先です。
Postfachは、各アカウントの“迷惑メール”をサーバにあるとおりに表示します。新着メッセージが通知されるのは、届いてから数秒後にもまだ受信トレイにあり、未開封のままの場合だけです。そのため、サーバが配信と同時に“迷惑メール”へ移したメールで、iPhoneの画面が点灯することはありません。
- “迷惑メール”は、アプリアイコンの未開封件数に含まれません
- すべてのメールボックスを検索しても、“迷惑メール”は対象になりません
- “迷惑メール”内のアドレスが、メッセージの作成時に候補として表示されることはありません
- “迷惑メール”の行は黄土色で表示されるため、そこにあるメッセージだとひと目でわかります

すり抜けてくるメールには、ルールを。
ルールのうち2つはスイッチで、“設定”>“迷惑メール”でアカウントごとにオンにします。件名の絵文字は、“🎉 当選しました”や“📦 お荷物をお預かりしています”のような新着メールを“迷惑メール”に移動します。文字の種類は、件名の大部分が選択した文字で書かれている新着メールを移動します。選択できるのは、漢字(中国語・日本語)、かな(日本語)、ハングル(韓国語)、キリル文字、ギリシャ文字、アラビア文字、ヘブライ文字、タイ文字、デーヴァナーガリー文字、ラテン文字です。
ルールは、受信トレイに届いた新着メッセージに適用され、サーバ上でも“迷惑メール”に移動するため、ほかのどのメールアプリでも同じ状態になります。すでに受信トレイにあるメールは、そのまま残ります。
3つ目は自分で作るルールで、サーバのフィルタをすり抜けた迷惑メールのための迷惑メールルールです。“迷惑メール”内のメッセージで“迷惑メールルールを作成…”を選択すると、Postfachは“件名全体”を選択し(件名は独立したルールとして保存されます)、そのメッセージの中でも特に珍しい単語を提案します。珍しいかどうかは自分のメールをもとに判定され、ふだんのメールに出てくる単語が提案されることはありません。単語を選択している間、そのルールで検出されるメールも表示されます。フォームの上の行には、残したメールのうち移動されることになる件数と、“迷惑メール”とゴミ箱内で一致する件数が示されます。MacとiPadでは、フォームの横のパネルに一致するメッセージが、それぞれに含まれる単語とともに並ぶため、どの単語の選択を解除すればよいかがすぐにわかります。ルールに一致する新着メールは、通知なしでそのまま“迷惑メール”に入ります。ルールで移動されたメッセージには、どのルールによるものかが表示され、そのメッセージで“迷惑メールではない”を選ぶと、ルールの変更を提案されます。ルールは“設定”>“迷惑メールルール”にあります。そこには、メッセージを迷惑メールにするたびにルールを提案するスイッチと、件名を選択しない状態から始めるスイッチがあります。
- “迷惑メールではない”に指定したメッセージが、再び移動されることはありません
- 選択するのは、やり取りのある相手が誰も使わない文字だけにしてください。その文字で書いてくる相手からのメールも、同じように移動されます
- Postfachにある自分のアカウントからのメールは移動されないため、自分宛てに送ったテンプレートは受信トレイに届きます
- 日本語のメールを対象にするには、“漢字(中国語・日本語)”と“かな(日本語)”の両方を選択してください
- 迷惑メールルールが、メールを送ったことのある相手からのメールや、サーバが確認した信頼済みの差出人からのメールを移動することはありません
- 迷惑メールルールを保存するときに、受信トレイにある一致するメールをすぐに“迷惑メール”へ移動できます。残したいメッセージは、選択を解除します

信頼済みの差出人は、“迷惑メール”に入りません。
Postfach連絡先は、メールを迷惑メールとして扱われては困る相手のための、Postfach独自のアドレス帳です。メールを送った相手は、自動的に追加されます。“迷惑メールではない”に指定した差出人は、そのメッセージが本当にその差出人から届いたことをメールサーバが確認すると追加されます。メッセージのメニューから差出人を信頼することも、自分でアドレスを追加することもできます。
信頼が有効なのは、サーバが差出人を確認したメッセージだけです。差出人欄を偽装しても、何の効果もありません。信頼済みの差出人の場合は、どのアカウントでも、迷惑メールルールがメールを移動することはなく、サーバのフィルタが“迷惑メール”に入れたメールは受信トレイに戻り、リモート画像も読み込まれます。あとの2つはPostfach連絡先にあるスイッチで、オフにしない限りオンのままです。
- Macでは“ウインドウ”メニューに、iPhoneとiPadではメールボックスのリストの“連絡先”にあります
- 項目の名称を変更したり、信頼をやめたり、削除したりできます
- 名前順か、追加元のアカウント別に表示できます
- メッセージの作成時には、信頼済みの相手が候補の先頭に表示されます
- 設定の書き出しにPostfach連絡先が含まれるのは、自分で選択した場合だけです

どのデバイスでも、同じルールを。
迷惑メールルールと信頼済みの差出人は、デバイスごとに別々です。どちらも当社が預かることはありません。そもそも当社は何も預かっていないからです。そこでPostfachは、これらをお使いのメールアカウントで送ります。“設定”>“迷惑メールルール”の“迷惑メールルールをメールで送信…”で、ルールを、信頼済みの差出人と信頼しない差出人とともに、自分のアカウントの1つから別のアカウントに送ります。ほかのデバイスでは、メッセージにバナーが表示されます。“読み込む…”を選ぶと、追加、削除、変更される内容の概要が表示されたあと、そのデバイスの内容が置き換えられます。
2台のデバイスでまだ違いがあっても、競合することはもうありません。デバイスがメッセージを“迷惑メール”に移動するのは一度だけで、信頼済みの差出人のメッセージを“迷惑メール”から戻すのも一度だけです。そのあとでほかのデバイスや自分が行った操作は、そのまま尊重されます。
テンプレートも、環境全体も、同じように移せます。デバイスについて詳しく →
- 読み込みの対象になるのは、自分のアカウントから届いたメッセージだけです
- 読み込みで置き換えられた内容は保管され、“迷惑メールルールを復元…”で元に戻せます
- 受け取る側のデバイスにないアカウントのルールは除外され、送信元のデバイスにないアカウントのルールは、受け取る側にそのまま残ります
移すのも戻すのもひと操作、空にするのはワンタップ。
メッセージで“迷惑メールにする”を選ぶと、そのアカウントの“迷惑メール”に移動します。“迷惑メールではない”を選ぶと、受信トレイに戻ります。“迷惑メールを削除”は、一度確認したうえで“迷惑メール”を空にします。3件を超えるメッセージを削除するときは、どこであっても先に確認があります。
- iPhoneとiPadでは、右から左へスワイプして“迷惑メール”を選びます。“迷惑メール”内では“迷惑メールではない”になります
- Macでは、⇧⌘Jが“迷惑メールにする”と“迷惑メールではない”、“フォルダ”>“迷惑メールを削除…”がフォルダを空にするコマンドです
- iPhoneでは、“迷惑メール”を開いている間、リストの上に“迷惑メールを削除”が表示されます

そして、迷惑メールにはできないこと。
開いたことを知る
“迷惑メール”内では、画像を常に読み込む設定のアカウントでも、差出人のサーバにある画像は自分で読み込むまでブロックされたままです。そのため、メッセージを開いても、開いたことは誰にも伝わりません。Macでは、“迷惑メッセージを読み込む”をクリックするまで、メッセージそのものが読み込まれません。メール内のスクリプトが実行されることはありません。
スレッドに紛れ込む
スレッドは、“迷惑メール”とゴミ箱を除く、アカウントのすべてのフォルダからまとめられます。そのため、返信を装った迷惑メールが本物のスレッドに紛れ込むことはありません。
外部のフィルタを学習させる
ルールは、自分のデバイス上で、自分の設定に従って動きます。迷惑メールかどうかにかかわらず、メールに関する情報が、学習のために当社やほかの誰かに送信されることはありません。